wrong, rogue and booklog RSS

積読・読書途中の本に関する雑感や、オンライン上の面白コンテンツ、そして世の中の不合理に対する暴言を脊髄反射的に記す。
yutakashino
(柏野 雄太)

another weblog: kashino.exblog.jp

Archive

Dec
2nd
Wed
permalink
2009ユーキャン新語・流行語大賞に「新型インフルエンザ」がトップ10に選ばれ、言葉を代表して私が受賞することになりました。

木村盛世オフィシャルWEBサイト: 2009流行語大賞「新型インフルエンザ」の受賞について

意味が分からねえ。なんで木村盛世氏が「新型インフルエンザ」なのか?「天然痘テロ」か「ヒステリー」か「爆弾発言」か「厚労省技官の反乱」くらいだろうに。

他の新語・流行語を眺めても根本的な基礎学力の欠如を感じる。過度にテレビやマスコミに偏っているよな。候補に「カツマー」もあるよ。「この審査委員会は、藤本義一(審査委員長)をはじめ、『現代用語の基礎知識』編集長らによって構成される。」だそうだが…

TwitterやソーシャルWebやiPhoneなどの単語が一切出てこないところが、ネットに頻繁にアクセスする人間達とは世界が完全に違うというところだろうな。

permalink
Square

iPhone経由でクレジットカード決済を行うソリューションなのだが、これって簡単にハックされてしまってクレジットカード詐欺に使われたりするんだろうな。

Square

iPhone経由でクレジットカード決済を行うソリューションなのだが、これって簡単にハックされてしまってクレジットカード詐欺に使われたりするんだろうな。

Dec
1st
Tue
permalink

But people still seem to think that repeating those big numbers is enough to make their point. It’s the Dogbert theory: back in the runup to Y2K, Dogbert was saying things like this:

I’ve become a Doomsday Prophet so I can scare gullible people. I’m telling everyone the world will end in year 2000. My compelling logic is that 2000 is a big round number. It’s B-I-I-I-G and R-O-O-UND …

And the sad, indeed tragic thing is that it’s apparently working.

The Dogbert theory of the debt - Paul Krugman Blog - NYTimes.com

相変わらず喩えがうまいなあ。

It’s B-I-I-I-G and R-O-O-UND …

permalink
両陛下ともシックなカシミアらしきコートをお召しになられていて、
やはりやんごとなきお方はシャカシャカと安っぽい音をたてる
ダウンコートなどはご着用遊ばされないことがわかり、
これからも不肖私はどんなに寒くてもダウンには手を出すまいと
心に誓った次第でございます

辛酸なめ子の女一人マンション: 御サプライズ

皇太子親王はダウンをお召しになるけれどね。

permalink
It’s a sad day at TechCrunch HQ. Hitting the publish button on this post, which makes all of this so…final…is a very hard thing to do. I’m enraged, embarrassed, and just…sad. The CrunchPad is now in the DeadPool.

The End Of The CrunchPad

やっぱりTechCrunch製のハードウェアは出なかったのか。

ここではMichael Arringtonが自分を正当化するイイワケばかり書いているけれど、結局のところ、ハードウェア開発の経験がなく、開発にあまり深くインボルブすることもないのに関わらず、アイディアと権利だけを主張する人間とは、ハードウェア開発者は一緒にやりたくなくなったというところだろう。

発表の二日前に中止を知らされるなんて、どんな関係だったのかを伺い知ることができそうだ。そして、リーガルアクションが起きる気配がないことは、TechCrunch側では開発のためのお金を全く出してなくて、ブランドとPR機能だけを担当していたんだろうとも思わせる。それじゃあ、ハードウェア開発がうまくいくほうが奇跡だよ。

Nov
30th
Mon
permalink
permalink

Ataque de Pánico! (Panic Attack!) 2009 (via fedalvar)

“Ataque de Pánico! 2009”
これはスゴイ高品質のロボットパニックショートムービーだ。

監督とFXはFede AlvarezというウルグアイのCM監督みたい。こういう第三国出身で超高品質の特殊撮影SFショートムービーの監督といえば、Peter Jacksonが制作したDistrict 9で有名になった南アフリカのNeill Blomkampだけれど、このFade Alvarezの”Ataque de Pánico! 2009”もSam Raimiの制作によってメジャーデビューが来年に決まっているそう。

楽しみだ!

Nov
29th
Sun
permalink
日本の大学教授は研究を怠りながら、国際的にみても高い給料をもらっています。他方、学者の卵たちは、経済的な窮境のなかで先のみえない日々を送っているのです。1990年代の大学院重点化によって大学院博士課程の学生数は一挙に数倍に増えました。ところが大学教員の採用はむしろ減少してしまった。その結果大学院は超高学歴ワーキングプアの生産所と化しています。人道的見地からも大学院博士課程の募集を一定期間停止すべきだと著者は言います。老碩学の憂国の提言を現役の大学人は重く受け止めるべきでしょう。

潮木守一『職業としての大学教授』 中公叢書1600円+税(「本のメルマガ」11月25日掲載分) - ガラパゴス通信リターンズ

いや、ですから、別にアカデミックだけが博士課程にいった人間の生きる道じゃないかと。博士課程というのは、世間的にお金を稼がなくてもよいと思われる地位を確保しつつ、世間よりかなり高度で専門的な知識や技術を得る蓋然性の高いポジションであるわけでして。

僕は現在は零細ベンチャー経営だけれど、博士課程を出たことで、明らかに自分のスキルが増し、できることの範囲が大きくなったので、その意味で「自由」を確保するための確実性を高める手段の一つだったと思うよ。

Nov
28th
Sat
permalink

■「おいお前、ちょっと体育館の中まで来いよ」

抵抗できない状態にして袋叩きにするのは、体育館の裏に呼び出してやるものだと思っていたけれど、最近は体育館の中に呼び出してやるのが流行なんですね。

■考えれば考えるほど虚しくなるけれど

「政治主導」で予算要求して(少なくとも、そうしたことにされていて)、「政治主導」で仕分けして(少なくとも、そうしたことにされていて)、衆人環視で叩かれるのは「官僚」の役割というのが、「政と官の役割分担」ということはよく分かるのですが、だとすると罵倒された事業群は、どちらかの政治主導が誤っていた・・・のではなくて、官の謀略に騙されて一部不十分だった前者の政治主導を後者の政治主導が補足した、ということで、どちらの政治主導も正しい、という理屈なのでしょうか?

2009-11-28 - さよなら絶望官僚

現役の官僚の人達は大変だな。

permalink
Amazon.co.jp: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF): ロバート・J. ソウヤー, Robert J. Sawyer, 内田 昌之

ちなみに下のABCでやっているFlashForwardはハヤカワ文庫から出ている、ロバート・J・ソウヤー作の「フラッシュフォワード」の翻案である。

原作における主人公はCERNでHiggs-Bosonを追い求める物理学者だったのに対して、ドラマではFBI捜査官ということに変えられ、原作が21年後の未来を見るのにたいして、ドラマが1年未満の未来を見るということに変えられ、原作がCERNの陽子の衝突実験がフラッシュフォワードを引き起こしたのに対して、ドラマは謎の陰謀組織が起こしたことに変えられている。

果たして原作の傑作SFを、いまの展開からどのようにうまく着地させるのだろうか?いまのところ、原作がもつ未来を一瞬だけ垣間見た人間の苦悩と希望というブリリアントなアイディアを別にすれば、くだらないファミリードラマに悪の組織が絡むという意味のわからない展開なのだが…

Amazon.co.jp: フラッシュフォワード (ハヤカワ文庫SF): ロバート・J. ソウヤー, Robert J. Sawyer, 内田 昌之

ちなみに下のABCでやっているFlashForwardはハヤカワ文庫から出ている、ロバート・J・ソウヤー作の「フラッシュフォワード」の翻案である。

原作における主人公はCERNでHiggs-Bosonを追い求める物理学者だったのに対して、ドラマではFBI捜査官ということに変えられ、原作が21年後の未来を見るのにたいして、ドラマが1年未満の未来を見るということに変えられ、原作がCERNの陽子の衝突実験がフラッシュフォワードを引き起こしたのに対して、ドラマは謎の陰謀組織が起こしたことに変えられている。

果たして原作の傑作SFを、いまの展開からどのようにうまく着地させるのだろうか?いまのところ、原作がもつ未来を一瞬だけ垣間見た人間の苦悩と希望というブリリアントなアイディアを別にすれば、くだらないファミリードラマに悪の組織が絡むという意味のわからない展開なのだが…

permalink
FlashForwardに女優の竹内結子が出演している件。

実家が東京の筑波にある寿司+ラーメン屋が合体している飲食店(このへんのムチャクチャな設定は恒例のアメリカンな日本理解だ)で、東大のロボット工学の修士を主席で卒業して、日本最大のロボットメーカーに就職して、ERPへデータを入力する新卒社員エンジニアという役柄。年齢的にかなり無理がある。しかし、アジア顔を判別できないアメリカンな識別能力の持ち主に向けての設定だから、彼の地ではセーフなよう。

ただ、エピソード9では、女性だという理由でやらされたお茶くみが一回でイヤになって新卒で入った会社をすぐに辞めてしまい、自分のflash forwardを信じて、入れ墨を入れ、弾けないギターを抱えてロスアンゼルスに旅立つという力業の展開をする。非常にビミョウ…。

日本の描写について、HEORESにくらべれば、ディテールの点ではかなりマシにはなっているのだろうが、こういった大衆向けの作品については、根本的なところが永遠に理解されないサバルタンとしての宿命を背負うのですよ、JPは。

FlashForwardに女優の竹内結子が出演している件。

実家が東京の筑波にある寿司+ラーメン屋が合体している飲食店(このへんのムチャクチャな設定は恒例のアメリカンな日本理解だ)で、東大のロボット工学の修士を主席で卒業して、日本最大のロボットメーカーに就職して、ERPへデータを入力する新卒社員エンジニアという役柄。年齢的にかなり無理がある。しかし、アジア顔を判別できないアメリカンな識別能力の持ち主に向けての設定だから、彼の地ではセーフなよう。

ただ、エピソード9では、女性だという理由でやらされたお茶くみが一回でイヤになって新卒で入った会社をすぐに辞めてしまい、自分のflash forwardを信じて、入れ墨を入れ、弾けないギターを抱えてロスアンゼルスに旅立つという力業の展開をする。非常にビミョウ…。

日本の描写について、HEORESにくらべれば、ディテールの点ではかなりマシにはなっているのだろうが、こういった大衆向けの作品については、根本的なところが永遠に理解されないサバルタンとしての宿命を背負うのですよ、JPは。

permalink
ネジザウルスGT PZ-58

これはすげえ。

そうなんだよな、プライヤーやペンチじゃなめたネジは外せないんだよな。早速購入するべし。

ネジザウルスGT PZ-58

これはすげえ。

そうなんだよな、プライヤーやペンチじゃなめたネジは外せないんだよな。早速購入するべし。

permalink

すげー、鳩山システム。鉄壁だ。

Nov
27th
Fri
permalink
I recently attended a talk by Natasa Pavlovic on the rigorous derivation of this type of limiting behaviour, which was initiated by the pioneering work of Hepp and Spohn, and has now attracted a vast recent literature. The rigorous details here are rather sophisticated; but the heuristic explanation of the phenomenon is fairly simple, and actually rather pretty in my opinion, involving the foundational quantum mechanics of {N}-particle systems. I am recording this heuristic derivation here, partly for my own benefit, but perhaps it will be of interest to some readers.

From Bose-Einstein condensates to the nonlinear Schrodinger equation « What’s new

素晴らしい。むっちゃエレガントに非線形のシュレディンガー方程式を導出している。

この前まで暗号理論の基礎付けの論文を書いていたかと思ったら、解析的数論のセミナーで教えて、そして今度は量子力学の基礎付けですか。ほんと、天才の生産性の高さと成果のレベルの高さにはただ感嘆するしかないよ。

凡才な上にくっだらないネットサーフィンなんてやっているオレは…orz

permalink

NZ Book Council - Going West (via TheNZBookCouncil)

これはまたすごいビデオだよ。

The New Zealand Book Councilの読書普及のための宣伝だけれど、逆に本よりも映像のほうがイマジネーションを掻き立てる例になってしまって、この団体が唱道しようとしていることと真っ向からぶつかっている気がする。