24th
池田氏は、私を犯罪者呼ばわりした記事で、
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暫定規制値(野菜の場合セシウム137が500Bq/kg)は実効線量係数(1.3×10-8)をかけると6.5μSv/kgだから、人体に危険とされる100mSvの放射線を浴びるには1年に15t食わなければならない。さらに先日のニコ生でも松田裕之氏が批判していたように、農水省は4月から規制値を100Bq/kgに引き下げる。これによって救済されるのは、1年間に野菜だけで75t以上食う人だけである。
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という計算をしているが、これは間違っている。何が間違っているかというと、放射線被曝の閾値の存在が立証されない限りは、線形閾値無し仮説で計算せねばならない。そうなると、
総被爆量=人×被爆量
で計算しないといけない。何人シーベルトで1人死ぬか、という係数をαとすれば、総被爆量/α で死者の期待値が出る。ゴフマンの係数では、2.68人シーベルで、一人が死ぬ。もちろん、これが正しいかどうか、私は知らない。
池田氏の計算では、15トンで 100mSv だから、これなら 1500トンで 10Sv になるから、四人弱が死ぬ、と期待される。日本人は、年間、ざっと100キロの野菜を食べるから、15000人で1500トンである。ということは、15千人で4人死ぬ、と期待されるわけである。もちろん、誰が放射性物質のせいで死んだのか、わからない。ゴフマンの係数が厳しいとしても、その四分の一に値切っても、このレベルの野菜を一年間食べれば、15千人に1人は死の宝くじに当たる。15百万人が食べれば、100人である。この数値をどう解釈するかは、そこから先の問題であるが、私は、政府や東京電力が、「どうせそのくらい死ぬだろうから、関係ねー」と開き直るのは卑怯だ、と言っている。
放射線被曝の計算の仕方について|マイケル・ジャクソンの思想(と私が解釈するもの)著者:安冨歩*引越し中
池田信夫氏と安富歩氏のケンカだけれど、安冨歩氏のこれはヒドすぎる。ビックリした。
一人が食べる野菜の総量を人数で足し上げて、そこからその人数の「総被爆量」をでっち上げ、その「総被爆量」で「一人あたりの被曝致死量(ゴフマン係数というらしい)」を、割り算すれば死者数の期待値になるとか。確かに単位はあっているが、この算数は小学生以下過ぎる。うちの出来の悪い小学6年生でもこれくらいなら間違えない。この人本当に経済学で学位をもっているのか?
池田氏も呆れている:
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51769829.html
うーん…。こういうのは運転免許と同じで、学位一発免停とかテニュアの教授ポスト取り消しとか期限付きポストに降格とかしたほうがいいんじゃないの?橋下氏じゃないけれど、この人本気でこういうことを言っているのだったら、税金で食う資格は無しだよな。
こういうぶっ飛んだ妄言があると今までの業績が全て吹っ飛ぶね。これは怖い…。